中一光学 単焦点レンズ CREATOR 135mm F2.8 II (キヤノンEFマウント)

2019年5月17日

135mの焦点距離を使ってみたかったので検討してみたんですけど、今のところ今度出る純正の135mmF1.8  か Sigma F1.8  で悩んでいたんです。けど、普段85mmF1.8 で結構満足しており135mmは自分に必要なのかちょっとわからない。レンズの沼にはまっているだけなのかもしれないので、とりあえず自分にあっている焦点距離なのか見てみるために安価なマニュアルのレンズでお試ししてみることにしました。新品で20000円くらいで買えます。

中一光学 CREATOR 135mm F2.8 II 単焦点レンズ

残念ながらsonyEマウント用は発売されていないためCanonEFマウントで購入してマウントコンバーターを使って使ってます。MC-11で使ってますがレンズ側に別に何も接点等ないですので情報はカメラ側に伝わりません。そのためカメラ側の操作はすべて手動になります。

まずカメラ側の 手ぶれ補正設定で焦点距離を入力します 。一応コレで焦点距離に応じたカメラ側手ぶれ補正がセットされるらしいです。

もう一つ設定は好みによりますが、 カメラ上部のC1ボタン にピント拡大を設定しておきます。

このレンズマニュアルだけあってピントリングの回転数がとんでもなく多いです。afレンズだと調節速度の問題もあってあまり回転させないで調整するようになっているレンズがほとんどですが、コレはこれでもかというくらいに回さないと調節できません。その甲斐あって特に比較的近距離ではかなり微妙に調節できます。開放だと当然被写界深度は非常に浅いです。目に遭わせると鼻にはあいません。

等倍切り出し なぜ奥の目にピントが

中一光学135mm F2.8  1/1000 ISO400 SONY 7RIII


中一光学 135mm F2.8  1/1000 ISO100 SONY 7RIII

レンズの個性とも言える色のりとボケ具合ですが、なかなか良いボケ具合です。マニュアルレンズですが新しい設計ですから気になるフリンジなど少ないです。ピントが合っている面のシャープさもそこそこあります。(もう少し距離をとって全身入れた画像が出せれば良かったのですが撮影の合間にちょこっと試しただけでしたので枚数撮影できていません。もう少し引いて撮影して背景入れないとちょっと感じつかみにくいですね)

スペック的にも絞りは9枚ですので単光源のボケも結構丸くなってます。
ただ最短撮影距離が1.5mですのでぶつ撮りとかには全く向きません。最初室内でテストしたとき全然ピント会わなくて焦りました。

ポートレート好きの自分としては長い焦点距離やっぱり好きですね。しばらく試してみて楽しみます。マニュアルなので撮影のタイミングというか流れが少し変わってしまうので、ROM撮影などでは常用するかと言われるとちょっときついかと思うのですが、十分実用になると思います。

SONYのが約20万円、Sigma12万円ですから悩みます。何せ85mmF1.8(約52000円) で満足しており、85mmF1.4 すら手を出していませんので。因みになぜSONYとSigma で悩んだりF1.4 に手を出さないかというのは値段もですけど、一番は重さが気になってます。作品撮りできっかり取る場合三脚使うのが当然とか聞こえてきそうですけど、手持ちでレフ板持ったりストロボ持ったりしながら片手で撮影するスタイルですので重いレンズとか無理なんですよね。Sony 135mmF1.8 :950g Sigma 135mmF1.8:1230g Sony 85mmF1.8:371g  Sony 85mmF1.4 :820g

85mm F1.8  F4 1/200sec
同一条件では無いし後ろのさくらのために少し絞ってますが画角の参考に普段使っている85mmの写真も一枚