MP-101ワイヤレスリモコンの作成 その5
親機基板到着して組み立て完了。一カ所ミスってました。3.3V 電源のところの3端子レギュレーター出力の電解コンデンサーを立てて配置したところ、スイッチとぶつかってしまいました。そう言えばこれ上蓋と下蓋クリアランズギリギリで設計してました。電池ケース側はスイッチの端子曲げて配線しないと絶対ぶつかるギリギリサイズ。回路作成より実装はホント経験やカットアンドトライが必要です。
すぐ横に設置していた電源用のLEDポートを使ってそこに寝かして取り付けることで解決。実は電源LEDは不要かと思いケース加工もしていなかったため不要なスペースだったのです。回路作成時に測定した電流消費量も30-40mAなので単4電池でも一日くらいなら十分に持ちます。
何がたいへんって基板はハンダつけ楽ですがLEDとスイッチ配線が数が多いのでなかなか大変でした。それでもアマゾンさんで安いコネクター買って利用したため結構楽でした。基板側で直接配線したらもっと大変だったでしょう。
2mmピッチのJST SH規格のコネクター&コード。この細さは圧着するのも大変ですので、結線済みが買えるとかなり楽です。ただ2mmピッチなのでユニバーサル基板では利用できません。2.54mmのユニバーサル基板対応のこのようなコネクターだと XH型になりますね。他の電源や子機のLANCケーブルの端子は前にこのたくさんは入っているやつ購入済みで持っているので、利用してます。
ちなみにこれやネットワークケーブル(AWG30)細線を7ピンDINコネクターとの配線で利用するときなど細いサイズ対応のワイヤーストリッパーがあると非常に作業がはかどります。ニッパーで代用できますが、芯線が細いと間違って芯線まで切ってしまったりして作業がなかなかはかどりません。
私が使っているのは「SK11のワイヤーストリッパー Device DVC-WS102 160mm 細線用」ハンダ工作ではこれ一本でほとんどまにあいます
XHやSHコネクターを圧着するとなると専用の圧着工具無いとかなり厳しいです。これは結構高いのでさすがに頻回に使用する人以外は購入は悩みますよね。芯線部分を1.4mmで圧着。ケーブル部分を1.9mmで圧着して使用します。
私が利用しているやつはエンジニアの物。
SK11とエンジニアはお気に入りの工具メーカーでまず間違いないです。
さてすべて組み立てて、テスト中。やはりスイッチのタイミング等で色々問題でてきそう。一番の問題は使用しているスイッチがちょっと精度が悪い感じ。押したつもりでもonになっていなかったり。押し続けていても途中でoffになったりしているようです。チャタリング防止で単純にディレイをループ内に入れるとループ一周が遅くなって、精度の問題が出てきますし、ズームで引っかかりが問題になります。スピードセレクトや子機のセレクト用のスィッチはこれでも問題でないのですが。
現在色々調整中。ズームや雲台の回転系は頑張って本家と同じジョイスティックにすべきだったか。。。
つづく
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